小型リチウムイオン電池を接続して大容量化 パナソニックが新技術

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パナソニックが、小型汎用サイズのリチウムイオン電池をセルに用いて、1モジュールあたり1.5kWhの容量をもつ電池モジュールを開発した。複数個のモジュールを直列、並列接続することで、EV(電気自動車)のメインバッテリーとしても使用可能な大容量電池を構成することが可能だという。

ノートパソコンなどで使用されている18650サイズ(直径18×65ミリ)のリチウムイオン電池140個を20並列接続して電力を供給する。モジュールの重量は約8kg。電圧は25.2V、電気容量は58Ahを実現した。



最大の特徴は、量産効果のある汎用電池を使用するため、従来品よりもコストを大幅に引き下げることができる点。パナソニックでは電池モジュールの販売価格を1個5〜10万円と見積もっており、現在、EV用に生産されているものに比べて大幅なコストダウンが可能になるという。

小型の電池を多数接続して大容量化する方法は、接続したバッテリーの電圧を一定に保ち、短絡による熱暴走を防止するなどの“組電池技術”が鍵で、自動車メーカーでも、米国のテスラモーターズが同様の技術開発を進めている。現在、EV向けとしては、単セルに大容量の電池を使用する方法が一般的で、こちらも量産効果があれば大幅なコストダウンが可能とみられているが、普及期においては、今回のような小型汎用電池を使用する方法に一日の長がありそうだ。

パナソニックでは、今後、EVのほか、家庭用太陽光発電なども視野にいれ、早期の市販化を目指す。

(2009年10月 2日 eJAFMATE編集部 徳永智)

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