JAF Mate Neo 写真ビストロ SNAP×SNAP

2017/12/22

「セリカ」てんこ盛り!
「リフトバック」に「XX」、
WRC参戦ラリーカーも!!

3代目の「1600GT-RALLY」

 次は3代目「セリカ」のグレードのひとつである「1600GT-RALLY」だ。なお、後ほど紹介するラリーカー「セリカ ツインカムターボ TA64」は、この「1600GT-RALLY」ではなく、3代目の最上級グレード「GT」の特別版「GT-TS」がベースとなっている。

 1981(昭和56)年7月2日に販売を開始した3代目「セリカ」の外見的な特徴は、ウェッジシェイプ型のボディを採用し、セミリトラクタブル方式「ライズアップ」ヘッドライトを採用したこと。これは一般的なリトラクタブル方式と異なり、消灯した際にレンズ表面がボディ表面の一部になる仕組みだった。

 しかし当時の資料によると、ライズアップヘッドライトによるフェイスはあまりにも個性的すぎて不人気だったそうで、1983年8月のマイナーチェンジの際には一般的なリトラクタブル方式に変更された。

 また3代目のエンジンには特筆すべきふたつの特徴があった。ひとつ目は、1982年10月に日本初のツインカムターボである「3T-GTEU」が追加されたこと。ただし、1気筒あたり2バルブのツインカムという、今では珍しい仕様だった。もうひとつは、13年間使用された名機「2T-G」シリーズに変わって、マイナーチェンジ時にこちらもまた名機と呼ばれる「4A-GE」系が採用されたことだ。

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3代目「セリカ 1600GT-RALLY」(1984年式)。「1600GT-RALLY」は、「1600GT」と比べてサイズなどは同一で、車重が5kg軽いほか、独自の5速ミッションを装備し、タイヤは「185/70SR14スチールラジアル」を履いている点など一部が異なる。2017 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑で撮影したこの車両は、リトラクタブル式のヘッドライトであることからも、マイナーチェンジ後の年式であることがわかる。マイナーチェンジでは、フェンダーミラーからドアミラーになったことも大きな変更点。

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続いては「リフトバック(LB)」を紹介!

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