JAF Mate Neo 写真ビストロ SNAP×SNAP

2017/08/29

空前絶後のスーパーカー
「カウンタック」を、
今更ながら徹底解説!

正確にはカウンタックではなくクンタッシだった!

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ポップアップドアとも呼ばれ、上に跳ね上がるカウンタック以降のランボルギーニのフラッグシップ・マシンの伝統であるシザーズドア。実はスペース的な問題で、一般的な横開きの機構を設けられなかったことから採用されたそうである。この時代にドアミラーなのも先進的。

 ちなみに、カウンタックは「COUNTACH」とイタリア語で書くが、これはランボルギーニの本拠地(イタリア北部のエミリア=ロマーニャ州ボローニャ県サンターガタ・ボロニェーゼ)があるピエモンテ地方の方言(ピエモンテ語)で、驚きを表す感嘆詞である。訳すと、びっくりした、驚いた、という意味である。

 一説によれば、ベルトーネのスタッフ(警備員とも)が、ランボルギーニ側のスタッフも含めてそのデザインを内部向けに披露した際に、「COUNTACH!」と叫んだのが由来だという(ほかにも説がある)。なおランボルギーニは伝統として、それまでスペイン語系の闘牛に関する言葉を採用してきたが、それとは異なるので珍しいといえる。

 また日本ではカウンタックとなっているが、本来は「クンタッシ(クンタッシュ)」が実際の発音に近い。ちなみに、日本でカウンタックという呼び方がされるようになったのは、海外の情報を得にくかった70年代当時に、大手クルマ専門誌2誌の編集長同士が話し合って決めたとされている。おそらく、COUNTACHというスペルを英語読みしたのだろう。

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サイドウィンドウは下半分のみが開く構造。上半分ははめ殺し。

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カウンタックの生産台数とスペック

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