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2017/08/29

あだ名はテントウムシ!
スバル初の4輪車兼軽自動車で
大ヒット作の「スバル360」

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スバル(当時は富士重工業)初4輪車にして初軽自動車で大ヒットした「スバル360(K-111型)」。「K-111型」とは、最初期の量産車60台を指す。

 8月4~6日に幕張メッセで開催された、国内外のヒストリックカーや旧車の展示・即売会『AUTOMOBILE COUNCIL(オートモビルカウンシル)2017』。

 国内外の自動車メーカーも複数出展し、スバルもその中のひとつだ。スバルが展示した往年の名車の「スバル360」と「スバル1000」の内、スバル360を紹介しよう。

初初ずくしのヒット作!

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愛称がテントウムシであるのも納得できる、かわいらしいフロントビュー。このデザインで最新技術のEV車を出せば、ヒットしそうな気もするが復活はないものだろうか? 旧車として保存しておくのみなのは(現在も走っているクルマもあるが)何とももったいない優れたデザイン。

 1955(昭和30)年、経済産業省(当時は通商産業省)が「国民車構想」を発表。スバルはそれに応じる形で、4輪車業界に本格参入することになる(1954年に開発した6人乗りの小型試作車「スバル1500」、試作時の呼称「P-1」が同社初の4輪車で、そこで培われた技術はこのスバル360に大いに活かされた)。そして1958(昭和33)年3月に発表され、同年5月から販売がスタートするのである。

 スバル360は、市販した4輪乗用車として同社初のクルマでありながら大ヒット。クルマがまだ「金持ちのもの」という時代だった1950~60年代当時に一般市民が所有できる「大衆車」や「マイカー」という概念を大いに広めることにもなった。

 また、当時の農作業用以外の3輪および4輪の軽自動車規格(全長3m以下・全幅1.3m以下・全高2.0m以下・排気量360cc以下※)を満たした初のヒット車でもある。まさに時代を変革させた1台である。

 ※現在の軽自動車規格は全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2.0m以下・排気量660cc以下

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スバル360の開発の経緯!

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