JAF Mate Neo セーフティ・交通

2018/12/04

JNCAP2018予防安全ランキング!
10車種全11グレードを総合得点順に紹介。
1位になったのははたして!?

6位:ソリオ/ソリオ バンディット(スズキ)

合計111.1点(88.2点) ASV+++

対歩行者:62.1点(日中22.5点/夜間39.6点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:8.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い加速抑制:1.6点

試験に使用されたグレード:HYBRID MX

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スズキのコンパクトトールワゴン「ソリオ」。「ソリオ バンディット」は上級モデル。同社はOEM車として三菱に供給されており、「デリカD:2」および上級モデル「デリカD:2 カスタム」も同じ性能を有する。東京モーターフェス2018にて撮影。

 「ソリオ」と「ソリオ バンディット」は、2018年7月に予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を充実させるマイナーチェンジが行われた。そのアップデートのひとつが、夜間の歩行者検知が可能な「デュアルカメラブレーキサポート」を装備したことで、現時点でスズキ車の中で唯一の搭載車となっている。車線逸脱抑制は警報のみでステアリングアシスト機能がないために8.0点。高機能前照灯はハイ/ローの自動切替型「ハイビームアシスト」を搭載して1.4点。踏み間違い加速抑制は、前方が抑制したが衝突して0.6点で、後方は停止して1.0点の合計1.6点だ。ちなみに後方のセンサーには超音波が用いられている。

 

7位:ekスペース/ekスペースカスタム(三菱)/軽※

合計93.2点(74.0点) ASV+++

対歩行者:44.2点(日中24.9点/夜間19.3点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:8.0点
後方視界情報:6.0 高機能前照灯:1.4 踏み間違い加速抑制:1.6

試験に使用された車種・グレード:ekスペースカスタム G Safety Package
※日産「デイズ ルークス」および「デイズ ルークス ハイウェイスター」も含む

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「ekスペースカスタム」。JNCAP2018前期発表会のデモンストレーション会場にて撮影。

 「ekスペース」とその上級モデル「ekスペースカスタム」は日産と三菱が共同開発した軽自動車で、日産では「デイズ ルークス」およびその上級モデルの「デイズ ルークス ハイウェイスター」として販売されている。今回評価試験を受けたのは「ekスペースカスタム」だ。2018年5月のマイナーチェンジで、予防安全機能(日産は「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、三菱は「e-Assist(イーアシスト)」という名称)の性能向上が図られ、レーザーレーダー方式から単眼カメラ方式に変更。夜間の歩行者検知機能も備えた。ハイ/ローの自動切替機能「オートマチックハイビーム」により高機能前照灯で1.4点。「踏み間違い衝突防止アシスト」は前方が停車して1点、後方は加速を抑制したが衝突したので0.6点の合計で、踏み間違い加速抑制は1.6点を獲得した。

 

8位:カムリ(トヨタ)

合計75.6点(60.0点) ASV++

対歩行者:18.2点(日中18.2点/夜間-) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:16点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い加速抑制:2.0点

試験に使用されたグレード:G

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トヨタのミドルセダン「カムリ」。ダイハツにOEM供給されており、「アルティス」も同性能を有する。MEGA WEBにて撮影。

 2017年7月にモデルチェンジし、10代目が登場したトヨタ「カムリ」。安全運転支援システムとして第1世代の「Toyota Safety Sense P」を搭載するため、夜間の歩行者検知機能を有していない。高機能前照灯は「オートマチックハイビーム」を搭載しており1.4点。2018年8月のマイナーチェンジで「インテリジェントクリアランスソナー」を搭載し、踏み間違い加速抑制は2点満点を獲得した。

 

9位:クロスビー(スズキ)

合計63.9点(50.7点) ASV++

対歩行者14.9点:(日中14.9点/夜間-) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:8.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い加速抑制:1.6点

試験に使用されたグレード:HYBRID MX

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ワゴンとSUVを融合させた小型クロスオーバーワゴンとして、2017年12月に発売されたスズキの初代「クロスビー」。モータースポーツジャパン2018にて撮影

 予防安全システム「スズキ セーフティ サポート」を搭載する。単眼カメラとレーザーレーダーの併用方式による自動ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」は、夜間の歩行者には対応していない。また車線逸脱抑制は警報のみで8.0点。高機能前照灯は、ハイ/ロー自動切替型「ハイビームアシスト」搭載で1.4点。踏み間違い加速抑制は、前方が加速は抑制したが停車できずに0.6点、超音波センサーを備える後方は停車して1.0点の合計1.6点となっている。

 

10位:エクリプス クロス(三菱)

合計63.5点(50.4点) ASV++

対歩行者14.9点:(日中14.9点/夜間-) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:8.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い加速抑制:1.2点

試験に使用されたグレード:G

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小型クーペSUV「エクリプス クロス」は、2018年3月にデビューした三菱の最新モデル。モータースポーツジャパン2018にて撮影。

 「エクリプス クロス」は三菱の安全運転支援システム「e-Assist」を搭載しており、センサーはレーザーレーダー、単眼カメラ、ミリ波レーダー、超音波センサーなどで構成される。夜間の歩行者には対応はしていない。車線逸脱抑制は警報のみの「車線逸脱警報システム」で8.0点。ハイ/ロー自動切替型「オートマチックハイビーム」を搭載し、高機能前照灯は1.4点。踏み間違い加速抑制は前後共に加速を抑制したが停車できず、0.6点ずつの合計1.2点。

 

11位:オデッセイ(ホンダ)

合計62.7点(49.8点) ASV++

対歩行者8.5点:(日中8.5点/夜間-) 対車両:31.6点 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:- 踏み間違い加速抑制:0.6点

試験に使用されたグレード:HYBRID ABSOLUTE・Honda SENSING EXパッケージ

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5代目となる現行のホンダのミニバン「オデッセイ」は、2013年10月に登場した。ホンダウェルカムプラザ青山前にて撮影。

 「オデッセイ」は2015年1月のマイナーチェンジで同社の安全運転支援システム「Honda SENSING」が一部グレードに装備され、2016年2月に全グレード装備となった。その後、2017年11月にもマイナーチェンジが行われたが、「Honda SENSING」のバージョンは「N-VAN」と比べて1~2世代前のものと推測され、夜間の歩行者には対応していない。高機能前照灯も装備しておらず、踏み間違い加速抑制は前方のみを装備。加速抑制を行ったので0.6点だ。

 衝突安全4車種については、この後に別記事にて紹介する予定だ。

2018年12月4日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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