JAF Mate Neo セーフティ・交通

2018/12/04

JNCAP2018予防安全ランキング!
10車種全11グレードを総合得点順に紹介。
1位になったのははたして!?

予防安全性能評価試験2018年前期ベスト5

 それでは、1位から順に発表する。まずはベスト5からだ。126点満点を感覚的にわかりやすくするため、カッコ内に100点満点換算した得点も合わせて掲載した。

 また、126点満点中で12点を超えると「ASV+」、46点を超えると「ASV++(ダブルプラス)」を、そして今年度からは86点を超えると「ASV+++(トリプルプラス)」の評価が与えられる。ASVとは「先進安全自動車」を意味する「Advanced Safety Vehicle」の略だ。+が多いほど、ASVとして高性能な証となる。

1位:カローラ スポーツ(トヨタ)

合計122.4点(97.14点) ASV+++

対歩行者:65.0点(日中25.0点/夜間40.0点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い加速抑制:2.0点

試験に用いられたグレード:HYBRID G "X"

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2018年6月にモデルチェンジして、12代目の先陣を切って登場したトヨタのコンパクトハッチバック「カローラ スポーツ」。MEGA WEBにて撮影した。

 同社の安全運転支援システム「Toyota Safety Sense(第2世代版)」を搭載。CMOSイメージセンサーのチューニングを行い、夜間にも対応した単眼カメラを搭載しており、夜間における対歩行者の自動ブレーキで40点満点を獲得した。高機能前照灯は、トヨタのハイ/ローの自動切替機能「オートマチックハイビーム」により1.4点を獲得。踏み間違い加速抑制は「パーキングサポートブレーキ(静止物)」により、前後共に1.0点ずつで2点満点となっている。

2位:フォレスター(スバル)

合計122.3点(97.06点) ASV+++

対歩行者:61.3点(日中23.5点/夜間37.8点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:5.0点 踏み間違い加速抑制:2.0点

試験に用いられたグレード:Touring

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2018年6月にモデルチェンジして5代目が登場したスバルのSUV「フォレスター」。オートモビルカウンシル2018のスバルブースにて撮影。

 ステレオカメラを用いるスバルの安全運転支援システム「EyeSight」は初代の頃から夜間の歩行者に対応しており、現在の最新バージョンではより検知精度をアップさせている。高機能前照灯では、ハイ/ロー自動切替機能「LEDハイ&ロービームランプ」、ステレオカメラで対向車や前走車を認識すると照射範囲を調整する「アダプティブドライビングビーム」、ステアリング操作に連動してカーブの先を照射する「ステアリング連動ヘッドランプ」が評価されて5点満点。踏み間違い加速抑制は、前進の「AT誤発進抑制制御」および後進の「AT誤後進抑制制御」により2点満点となった。

3位:N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING(ホンダ)/軽

合計120.6点(95.7点) ASV+++

対歩行者:64.0点(日中24.0点/夜間40.0点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0 高機能前照灯:1.4 踏み間違い加速抑制:1.2

試験に用いられたグレード:+STYLE FUN Honda SENSING

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2018年7月に登場した初代「N-VAN +STYLE FUN Honda SENSING」。東京モーターフェス2018にて撮影。

 ホンダのハイ/ローの自動切替型「オートハイビーム」機能を搭載するグレードと搭載しないグレードの2車種が個別に評価試験を受け、同機能を搭載する「+STYLE FUN Honda SENSING」が120.6点を獲得して3位となった。現時点で、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」の最新バージョンを搭載した唯一の車種で、自動ブレーキが夜間の歩行者にも対応している。単眼カメラからの映像をとらえるCMOSイメージセンサーのチューニングを行うと同時に、併用するミリ波レーダーの発信方式も工夫してレーダーを吸収しやすい人(衣服)からの反射波をとらえやすくし、両方の組み合わせで夜間の歩行者の検知精度を高めたという。

 

4位:N-VAN L Honda SENSING(ホンダ)/軽

合計119.2点(94.6点) ASV+++

対歩行者:64.0点(日中24.0点/夜間40.0点) 対車両:32.0点 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0 高機能前照灯:- 踏み間違い加速抑制:1.2点

試験に使用されたグレード:L Honda SENSING

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2種類のグレードで評価試験を受けた「N-VAN」。JNCAP2018前期発表会のデモンストレーション会場にて撮影。

 ハイ/ローの自動切替型「オートハイビーム」を搭載していないグレードの「L Honda SENSING」。その分点数が低くなり、119.2点で4位となった。そのほかの点数は「+STYLE FUN Honda SENSING」と同じだ。「N-VAN」の踏み間違い加速抑制は、前後共に速度抑制はしたが停車できなかったことから、0.6点ずつの計1.2点となった。

 

5位:アテンザ(マツダ)

合計113.3点(89.9点)ASV+++

対歩行者52.7点:(日中24.4点/夜間28.3点) 対車両:32.0 車線逸脱抑制:16.0点
後方視界情報:6.0点 高機能前照灯:5.0点 踏み間違い加速抑制:2.0

試験に使用されたグレード:セダン XD-L Package

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マツダのフラッグシップセダン「アテンザ」。JNCAP2018前期発表会のデモンストレーション会場にて撮影。

 現行の3代目は、2018年6月にビッグマイナーチェンジが実施され、夜間の歩行者の検知精度を高めた自動ブレーキ「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート 夜間歩行者検知機能付」が搭載された。また、車速に合わせた3パターンのハイビーム配光制御などを行う「アダプティブ・LED・ヘッドライト」も新たに装備。ハイ/ローの自動切替機能「ハイ・ビーム・コントロールシステム」と合わせ、高機能前照灯で5点満点を獲得した。踏み間違い加速抑制「AT誤発進抑制制御」は前後共に機能して2点満点を獲得。

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続いて6~11位!

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