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2018/12/02

【2018年度・年末年始】高速道路渋滞予測まとめ! 25km以上の大型渋滞に巻き込まれない方法とは。

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年末年始の長距離移動には、渋滞がつきもの。渋滞予測をチェックして、スムーズに目的地にたどり着きたい。

 年末が近づき、日々の慌ただしさを感じる今日この頃。お正月休みの帰省や旅行の計画を立てている人も多いのではなかろうか。この時期は、長距離移動するドライバーが集中し、高速道路の渋滞が起こりやすい。普段なら20分で通過できる区間に1時間以上かかることもあり、出発する日程や時間を気にしているドライバーも多いことだろう。そんな高速道路渋滞を回避する方法はないものだろうか?

 今回は、各高速道路会社と日本道路交通情報センター(JARTIC)が11月27日に発表した、年末年始(2018年12月28日~2019年1月6日の10日間)の交通渋滞予測から25㎞以上の渋滞が起こる場所をピックアップし、その回避方法を紹介する。

インデックス

●E1 東名高速
●E3 九州道
●E4 東北道
●E17 関越道
●E20 中央道

E1 東名高速の渋滞ポイントと回避方法

 東名高速の渋滞ポイントは下記の通り。渋滞が一番長くなるのは1月2日の上りの御殿場IC(神奈川県)⇒横浜町田IC(神奈川県)区間である。この区間は、普段から渋滞が発生するポイント。御殿場ICからさらに上った、大井松田IC(神奈川県)と秦野中井ICを合わせると、31日を除く全期間で約25kmの渋滞が発生する予想だ。

【下り】
●12月30日(日)5~15時 横浜青葉IC ⇒ 秦野中井IC 最大延長:25㎞

ピーク時刻:8時頃 ピーク所要時間:約1時間(通常より約45分増し)

●12月31日(月)8~16時 横浜青葉IC ⇒ 秦野中井IC 最大延長:25㎞

ピーク時刻:11時頃 ピーク所要時間:約1時間(通常より約45分増し)

【上り】
●12月30日(日)14~22時 秦野中井IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:25㎞

ピーク時刻:17時頃  ピーク所要時間:約1時間(通常より約45分増し) 

●1月1日(火)12~翌0時 大井松田IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:30㎞

ピーク時刻:16時頃 ピーク所要時間:約1時間15分(通常より約55分増し)

●1月2日(水)9~翌1時 御殿場IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:40㎞

ピーク時刻:14時頃 ピーク所要時間:約1時間40分(通常より約1時間15分増し)

●1月3日(木)9~23時 御殿場IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:35㎞

ピーク時刻:15時頃 ピーク所要時間:約1時間25分(通常より約1時間増し)

●1月4日(金)13~22時 大井松田IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:30㎞

ピーク時刻:16時頃 ピーク所要時間:約1時間15分(通常より約55分増し)

●1月5日(土)14~22時 秦野中井IC ⇒ 横浜町田IC 最大延長:25㎞

ピーク時刻:16時頃 ピーク所要時間:約1時間(通常より約45分増し)

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平成31年1月2日の御殿場IC ⇒ 横浜町田ICにおける、渋滞長と所要時間。17~18時がピークで40㎞の渋滞となる。

 上グラフを見てみよう。最も長い渋滞がおこる1月2日の御殿場IC ⇒横浜町田ICの区間を走行する場合、渋滞のピークは14~20時で、渋滞がない場合に比べ約3倍(約2時間)の所要時間が見込まれている。御殿場ICを9時以前または翌1時以降に通過する場合の所要時間は約45分程度なので、これらの時間帯に利用するといいだろう。

 この区間の大和トンネル手前は、下り坂から上り坂に変わるサグ部のため無意識のうちに速度が低下し、渋滞の原因となるので、速度に注意して運転して欲しい。サグについては、関連記事(誰でもできる!渋滞を解消する「渋滞吸収走行」とは!)で詳報している。

E3 九州道の渋滞ポイントと回避方法

【上り】
●1月3日(木)14~20時 菊水IC ⇒ 久留米IC 最大延長:25㎞

ピーク時刻:17時頃 ピーク所要時間:約1時間15分(通常より約1時間増し)

 九州道の渋滞ポイントは、1月3日の菊水IC(熊本県)⇒久留米IC(福岡県)区間で、最大25㎞の渋滞が見込まれるという。

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平成31年1月3日の菊水IC⇒久留米ICにおける、渋滞長と所要時間。17時がピークで25㎞の渋滞となる。

 上グラフの通り、この区間の渋滞のピークは17時頃で、渋滞がない場合に比べ約5倍(約1時間15分)の所要時間が見込まれている。菊水ICを14時以前または20時以降に通過する場合の所要時間は約26分程度なので、これらの時間に利用するといいだろう。

 この区間での渋滞の原因は、広川ICと広川SAを利用する車の合流にある。合流してきた車に合わせて後続車がブレーキを踏むことで渋滞が発生するのだという。同施設を利用するドライバーは、本線合流後、しばらく左車線をキープして欲しい。

E4東北道の渋滞ポイントと回避方法

【上り】
●1月2日(水)14~21時 栃木IC ⇒ 久喜IC 最大延長:40㎞

ピーク時刻:17時頃 ピーク所要時間:約1時間20分(通常より約55分増し)

 東北道の渋滞ポイントは、1月2日の栃木IC(栃木県)⇒久喜IC(埼玉県)区間である。なんと最大40㎞の渋滞が見込まれるという。

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平成31年1月2日の栃木IC⇒久喜ICにおける、渋滞長と所要時間。16~18時がピークで35㎞の渋滞となる。

 上グラフの通り、この区間の渋滞のピークは17~18時で、渋滞がない場合に比べ約3倍(約1時間20分)の所要時間が見込まれている。栃木ICを、14時以前または21時以降に通過する場合の所要時間は約30分程度なので、これらの時間に利用するといいだろう。久喜ICの手前も、下り坂から上り坂に変わるサグ部のため無意識のうちに速度が低下することが渋滞の原因となっている。

E17 関越道の渋滞ポイントと回避方法

【上り】
●1月2日(水)12~22時 本庄児玉IC ⇒ 鶴ヶ島IC 最大延長:35㎞

ピーク時刻:16時頃 ピーク所要時間:約1時間10分(通常より約45分増し)

 関越道の渋滞ポイントは、1月2日の本庄児玉IC(埼玉県)⇒鶴ヶ島IC(埼玉県)区間で、最大35㎞の渋滞が見込まれるという。

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平成31年1月2日の本庄児玉IC⇒鶴ヶ島ICにおける、渋滞長と所要時間。14~20時がピークで35㎞の渋滞となる。

 上グラフの通り、この区間の渋滞のピークは16~18時頃で、渋滞がない場合に比べ約3倍(約1時間10分)の所要時間が見込まれている。本庄児玉ICを12時以前または22時以降に通過する場合の所要時間は約25分程度なので、これら時間帯の利用するといいだろう。

 この区間での渋滞の原因は、サグ部での速度低下とSAからの合流だという。下の写真のような横断幕で、速度低下への注意を促しているので、気を付けて運転してほしい。また、高坂SAを利用後のドライバーは、本線合流後、しばらく左車線をキープして、第2車線の速度低下を招かないようにすることも重要だ。

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鶴ヶ島IC付近に掲示されている横断幕。緩い上り坂だと無意識の内に速度低下しやすいので注意が必要だ。

E20 中央道

【上り】
●1月2日(水)10~23時 大月IC ⇒ 八王子JCT 最大延長:25㎞

ピーク時刻:16時 ピーク所要時間:1時間40分(通常より約1時間20分増し)

 中央道の渋滞ポイントは、1月2日の大月IC(山梨県)⇒八王子JCT(東京都)区間で、最大25㎞の渋滞が見込まれるという。この区間の渋滞のピークは16時頃で、渋滞がない場合に比べ約5倍(約1時間40分)の所要時間が見込まれている。

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平成31年1月3日の大月IC⇒八王子JCTにおける、渋滞長と所要時間。16~19時がピークで25㎞の渋滞となる。

 上グラフの通り、大月ICを10時以前または23時以降は渋滞していないと予想されているので、これらの時間に利用するといいだろう。

 この区間での渋滞の原因は、小仏トンネル付近にある。相模湖ICから小仏トンネルの中間部までが緩い上り坂となっているため、無意識のうちに速度が低下して、渋滞となるという。また、トンネルの入口では、急に視界が暗くなること、トンネルの壁による圧迫感を感じることから体感速度が上がり、無意識のうちに減速することもある。この区間を利用するドライバーは、速度低下に注意して運転して欲しい。

 各高速道路会社が発表している渋滞予測をチェックし、ピーク時間を避けて出発することがどの区間の渋滞においても一番の回避方法であろう。渋滞が起こりやすいポイントは、サグ部やトンネル、ICやSAからの合流部であることが分かる。このポイントで減速した車がトリガーとなり、徐々に大きな渋滞になっていくのだ。そんな渋滞を解消するための「渋滞吸収走行」という走行方法もあるので、以下の記事をチェックしてみてはいかがだろうか。

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2018年12月02日(JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士)

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