JAF Mate Neo 次世代モビリティ

2018/12/06

ホンダの二輪EVが登場。リース販売だが一般のユーザーは乗れないの?そもそも性能はどんな感じ?

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 ホンダは11月29日、電動二輪車「PCX ELECTRIC(エレクトリック)」(写真上)のリース販売を開始すると発表した。

 同車のベース車両「PCX」は2010年に国内販売を開始。125ccと150ccの2モデルがあり、特に125ccモデルのほうは、小型限定の自動二輪免許で運転できることから、国内では売れ筋となった。それまでの原付二種とは一線を画す"格上感"があるスタイリッシュなボディが受け、このクラスのホンダの看板車種に成長した。

 東南アジアの工場で生産されてきたグローバルモデルだが、17年にフルモデルチェンジされ、現在3代目となっている。この3代目から、従来のガソリン車に加えて、二輪量産車としては世界初となるハイブリッド車が併売されている。PCX ELECTRICは17年の東京モーターショーで内燃機関を持たない純粋なEVの市販予定車として出展されていたが、今回満を持してリース販売開始となった。リース販売モデルとは、ホンダが企業や個人事業主に向けてリースする車両のことだ。

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 PCX ELECTRICは新開発のパワーユニット(写真上)を搭載。最大出力は4.2kW(定格0.98kW)だ。ホンダによると、発進時や登坂時でもEVならではの力強い走行が可能としている。

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 EVとして気になる航続距離は、時速60km定地走行で41kmとなっている。パワーソースは「モバイルパワーパック」と称する着脱式のバッテリーを2個使用する(写真上)。思いのほか航続距離が短いという印象があるが、このバッテリーの進化を期待したいところだ。なお、バッテリーを車体に搭載した状態で充電すると、0から満充電まで約6時間かかる。一方でバッテリーを車体から取り外して単体で充電(専用充電器を接続)すると、およそ4時間で満充電になるという。

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 PCXの"EV化"にあたって、バッテリーの搭載場所とリアタイヤの可動スペースを確保するために、ホイールベースが延長された。これによって、PCXシリーズとしては初となるハガータイプのリアフェンダーが採用されたが、このリアビューがカスタムバイクのようでカッコいい。

 ホンダではPCX ELECTRICを使って、首都圏でのバイクシェアリングサービスや観光地でのレンタルサービスなどの実証実験を来春から行うとしている。また、一般のユーザーに向けて、PCX ELECTRICをおよそ2か月間貸し出す、モニター募集を開始した。ホンダホームページ内「PCX ELECTRICモニターエントリーサイト」から応募でき、初回募集期間は19年1月15日までとなっている。

2018年12月06日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)

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