ニュース・プラス たまねぎ好きは、スポーツも好き。野菜とスポーツの不思議な関係!

2018年11月17日 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士

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日本人の生活や性格と野菜に好き嫌いを分析する「日本人と野菜ラボ」。

 みなさんは野菜の好き嫌いがあるだろうか? 苦いのが嫌、食感が苦手、見た目が無理などさまざまな理由で嫌いな野菜がある人もいるだろう。大塚食品株式会社は、そんな野菜の好き嫌いと日本人の生活や性格の関係をさまざまな視点から分析していく「日本人と野菜ラボ」という活動を実施している。「野菜の好き嫌いと親子関係」「野菜の好き嫌いと恋愛」「野菜の好き嫌いと結婚観」など一見関係のなさそうな事柄と野菜を関連付けてアンケートを実施し、その結果を分析しているのだ。

 同社は11月7日、その第6弾として、スポーツへの興味関心、実施するスポーツや活動頻度と野菜の好き嫌いの関係性について、20歳以上の未婚男女1000名を対象に実施したインターネット調査の結果を発表した。はたして「スポーツと野菜の好き嫌い」の関係性は見えてくるのだろうか?

たまねぎ好きはスポーツ好きな人が多い!

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「ボンカレー」で有名な同社だけに、カレーで使う食材を調査対象としている。

 スポーツの好き嫌いを調査した上グラフを見てみよう。ここで注目したいのはたまねぎの好き嫌いである。赤枠で示した通り、たまねぎ好きな人の30.1%が、スポーツが好きと回答している。スポーツが好きと回答した人の平均が17.9%なので、たまねぎ好きな人の中のスポーツ好きの割合は、平均より約1.7倍多いといえる。さらに、たまねぎ嫌いな人の29.7%が、スポーツが嫌いと回答していて、たまねぎが好きか嫌いかでスポーツに対する意識が真逆になるということがわかる。

ブロッコリー嫌いはスポーツしない傾向

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スポーツをほとんど実施しない人が半数以上というのは驚きである。ブロッコリー嫌いに次いでキノコ嫌いがスポーツを実施していないことがわかる。

 次に、スポーツの実施頻度を見ていこう。ここで注目したいのはブロッコリーの好き嫌いである。赤枠で示した通り、ブロッコリーが嫌いな人の69.8%が、スポーツをほとんど実施しないと回答している。スポーツをほとんど実施しないと回答した人の平均が54.2%なので、ブロッコリー嫌いな人の中のスポーツをほとんど実施しない割合は平均の1.3倍多いといえる。

きのこ嫌いは体力に自信がない

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にんじん好きな人が最も体力に自信があるとわかる。ここでもブロッコリー嫌いな人とキノコ嫌いな人がワースト2である。

 続いては、体力への自信を見ていこう。全体として体力に自信があると答えた人は少なめだが、その中でもひときわ自信がないのはきのこ嫌いな人である。体力に不安があるまたはどちらかといえば不安があると回答した人が85.5%もいて、平均の67.5%と比べると、きのこ嫌いな人のなかで体力に自信のない人の割合は約1.3倍である。

 この調査に対して池田清彦・早稲田大学名誉教授は、「たまねぎ好きだと回答した人にスポーツが好きと回答する人が多く、きのこ嫌いやブロッコリー嫌いと回答した人がスポーツに消極的な傾向が見られた。この結果から、色々な野菜を食べることにチャレンジしてきた人や健康を気づかう人は、スポーツにも積極的な傾向にあり、日ごろから良く食べ、よく身体を動かす人なのではないかと推察される」とコメントしている。

 たまねぎに含まれる硫化アリルは、動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があり「血液がサラサラになる」ことで有名。健康になりたいと考える人がスポーツをして、たまねぎを好んで食べることは想像できることであるが、その逆に、たまねぎを食べることで体が健康になり、無意識のうちにスポーツが好きになっているという逆転の因果関係も想像できる結果となった。スポーツと野菜の好き嫌い関係は、調べれば調べるほど奥深そうだ。

調査概要

調査名:ボンカレー「日本人と野菜ラボ」調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:20歳以上 未婚男女
調査サンプル数:1000名
調査期間: 2017年11月7日(火)~2017年11月10日(金)