ニュース・プラス まるで車みたい。ジェット機に「パフォーマンスパッケージ」を発売

2018年10月25日 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一

 ホンダは10月16日、子会社のHACI(ホンダ エアクラフト カンパニー)が小型ビジネスジェット機「HondaJet」に適用可能な「HondaJet APMGパフォーマンスパッケージ」を発売したと発表した。(HondaJetの関連記事はコチラ

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 「パフォーマンスパッケージ(写真上:適用後の機体)」は、従来モデルのHondaJetを購入後に、さらにその性能を向上させることができる商品だ。まるで車を、"後付けパーツの装着"によってカスタマイズするかのように、航空機でもそんなことが可能なんだ、という驚きがある。だが、これはHACI内で編成した専門グループによって開発された、れっきとした「純正」パッケージなのである。

 このパッケージを適用すれば、機体の空力性能が改善されて空気抵抗を軽減し、最大離陸重量を46kg、ペイロード(実際に搭載する旅客や貨物の重量)を45kg増加させることができる。また、航続距離も185~222km延び、離陸距離が100m以上短縮できるとしている。加えてアビオニクス(航空機に搭載される飛行するための電子機器)のアップデートも実施され、HACIでは「より安全に飛ばすことができるようになったと」と胸を張る。

 なお、パフォーマンスパッケージは、HACIおよび各地域のHondaJetディーラーで適用できるとのことだ。

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 ホンダは、このパフォーマンスパッケージの発表と合わせて、インドで「HondaJet」と最新型「HondaJet Elite」の型式証明を取得したと発表(写真上:型式証明を取得したHACIメンバー)。HACIではアジア初の型式取得であり、アメリカ、EU、メキシコ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、パナマに続いて8箇所目となる。現在は日本と中国で型式証明の申請を行っているとのことだ。日本でも買えるようになるHondaJetだが、ホンダの翼はさらに拡がっていく。