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2018/09/10

2020年にJR横須賀線・総武線快速に導入される新型車両は「E235」系! もちろん、カラーリングはスカ色

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横須賀線・総武線快速仕様の「E235」系のイメージCG。配色は、伝統の「横須賀(スカ)色」を踏襲。塗装(厳密にはラッピング)の仕方は同じ「E235」系でも山手線仕様とは異なる。山手線仕様は、ボディ中央のラインがホームドアで隠れてしまうため、車両のドア部分が縦方向に山手線カラーのウグイス色に染められている。横須賀線・総武線快速仕様は現行の「E217」系を踏襲しており、車両上端にもツートンカラーのラインが入るため、ドア部分を縦方向には塗装しない模様。

 JR東日本の横須賀線と総武線快速は、東京駅を挟んで相互直通運転しており、神奈川(三浦半島)~東京~千葉(成田空港・房総半島方面)を結ぶ首都圏の大動脈のひとつだ。

 同路線で現在活躍している「E217」系は国鉄時代後期の近郊型車両として名を馳せた「113」系の後を引き継ぎ、1994年12月にデビュー。ステンレス製のボディ、VVVFインバータ制御方式回生ブレーキなど、当時としては先進車両だったが、登場して早くも四半世紀となっている。そこで9月4日にJR東日本から、2020年に新型車両を登場させることが発表された。

 今回投入されるのは「E235」系。製造はJR東日本系列の総合車両製作所(J-TREC)だ。「E235」系は現在、山手線のみに導入されていることから通勤型のイメージが強いが、近年のJR東日本の車両は通勤型も近郊型も、仕様変更を加えた同じ名称の車両を走らせることが多い。今回も、近郊型としての機能・装備を追加した上で横須賀線・総武線快速仕様として投入される。

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1994年12月にJR東日本がデビューさせた「E217」系。横須賀線と総武線快速の現行車両。国鉄が分割民営化され、JR東日本となって初めて新造された横須賀線・総武線快速用車両として、四半世紀にわたって活躍している。「E217」系はかつて、これまた伝統の湘南色カラーが東海道線を走っていたが、すでに引退している。

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山手線の「E235」系。横須賀線・総武線快速は、これを伝統の"横須賀色"で塗装した車両が走る。"顔"などを初め、全体的な形状や多数の機能が同一であることから「E235」系の車両名となっている。顔の塗装パターンは、山手線と同じでグラデーションを用いたものになる。

導入車両数は? いつ導入される?

 11両編成を51編成分、4両編成を46編成分として、合計で745両が製造される(横須賀線・総武線快速は首都圏では11両編成に4両編成を増結した15両編成で運行し、途中で切り離して異なる目的地へ向かうことなどが多い)。2020年度より順次導入される予定で、「E217」系とすべてが置き換わるのは2023年度の予定だ(「E217」系は廃棄処分となる)。

 運用区間は現行の「E217」系と同じで、以下の通り。

 ・横須賀線(東京~久里浜)
 ・総武線快速(東京~千葉)
 ・外房線(千葉~上総一ノ宮)
 ・内房線(蘇我~君津)
 ・総武本線(千葉~成東)
 ・成田線(佐倉~香取、成田~成田空港)
 ・鹿島線(香取~鹿島神宮)

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「E235」系横須賀線・総武線快速仕様の特徴!

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