JAF Mate Neo ニュース・プラス

2018/07/02

外環・千葉区間の開通は効果大! 首都高や松戸市・市川市の交通は実際にどう変化した!?

国道298号により松戸~市川間の交通状況が改善!

 外環の高速道と同時に整備された国道298号。松戸市から市川市中心部を走る国道14号にかけて南北に走る一般道は、これまで県道1号、県道180号、そして県道180号と途中で交差する県道51号などがあった。

 これらの一般道は大型車の通行も多く、慢性的な渋滞が各所で発生しており、それを避けるために生活道路が通り抜けのために利用されていた。そのため、千葉県内市道の平均的な事故率(対象となる道路の事故件数を道路の距離で割ったもの)に対し、松戸市内および市川市内の市道の平均は約3倍の高さとなっており、中でも最も危険な抜け道に関しては約26倍という高さを記録していた。

 そして、国道298号の開通前と開通後で、松戸市内と市川市内において路線別および車種別の1日の交通量、そして平均速度が計測された。その結果、大きく変化があったことが確かめられたのである。

np180627-01-05.png

国道298号と並行道路の概略図。国道298号の赤い部分が6月2日に開通した区間で、紺色の区間は既存開通区間(千葉区間のうち、一部区間は片側車線だけ先行して開通していた)。今回、交通量が計測された国道298号の並行道路は県道1号、県道51号、県道180号の3路線(国道14号から国道357号方面への既存並行道路に関しては概略図中に掲載していない)。今回の交通量計測は、開通前は2017年6月29日に、開通後は2018年6月5日に実施された。また平均速度の計測には、ETC2.0のプローブデータ(速報値)が利用され、開通前は2018年5月26日から6月1日まで、開通後は2018年6月3日から同月9日まで、日中の7~19時の12時間の平均値だ。

【松戸市内】
●路線別
県道1号(松戸IC北交差点):2万400台→1万3500台(33.8%減)
県道180号(大橋交差点):1万9600台→1万5600台(20.4%減)
国道298号(松戸IC北交差点・開通後):2万3400台
●車種別
並行道路合計
 ・普通:2万9800台→2万4100台(19.1%減)
 ・大型:1万200台→5000台(51.0%減)
国道298号(開通後)
 ・普通:1万6900台
 ・大型:6500台

【市川市内】
●路線別
県道1号(市川広小路交差点):2万6900台→1万8300台(32.0%減)
県道51号(東菅野1丁目(仮)交差点):1万200台→9100台(10.8%減)
県道180号(北方十字路交差点):2万400台→1万8900台(7.4%減)
国道298号(市川総合病院入口交差点・開通後):2万5000台
●車種別
並行道路合計
 ・普通:4万4400台→3万8400台(13.5%減)
 ・大型:1万3100台→7900台(39.7%減)
国道298号(開通後)
 ・普通:1万8800台
 ・大型:6200台

【平均速度】
●県道1号:時速約20km→時速約27km(35%上昇)
●県道180号:時速約23km→時速約28km(21.7%上昇)

2018年07月02日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

メルマガ登録はこちら