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2018/07/02

外環・千葉区間の開通は効果大! 首都高や松戸市・市川市の交通は実際にどう変化した!?

短縮できた所要時間

 次に、移動に要する時間を開通前と比較してどれだけ短縮できたのかを見てみる。湾岸線と東関道と接続する高谷JCTを起点として、常磐道と接続する三郷JCT、東北道と接続する川口JCT、関越道と接続する大泉JCTまでだ。3か所とも事前予測よりも2分短縮した。

三郷JCT(19km):15分(28分短縮)
川口JCT(31km):28分(28分短縮)
大泉JCT(40km):40分(20分短縮)

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首都高と外環、そして放射状に広がる各高速道のネットワーク概略図。今回の外環・千葉区間と直接関連しない高速道のナンバーは省略している。外環は赤線の区間が今回開通した区間で、紫は既存の区間。点線部分は現在工事中の区間で、○の区間は計画中の区間。そしてピンクの矢印付きラインが高谷JCTを起点に、三郷JCT、川口JCT、大泉JCTまでの従来の一般的なルート。今回の開通で、高谷JCTから大泉JCTまでは従来ルートよりも20分、三郷JCTおよび川口JCTまでは30分近く短縮できるようになった。

外環・千葉区間の開通でC2中央環状線にどんな影響が?

 続いて、外環・千葉区間の開通がほかの高速道路の交通にどのように影響を与えたかを見てみる。中でもすぐ内側の環状高速である首都高のC2中央環状線は、交通量が減るものと予想されていた。外環・千葉区間が開通する以前は、千葉方面から常磐道や東北道に向かう場合、中央環状線を利用する必要があったからだ。

 そして、実際に今回の開通が中央環状線に大きな影響を及ぼしたことが判明した。中央環状線の東から北にかけての区間は、交通量が平均して1割強が減ったことが判明したのである。中央環状線の区間別に見た、1日の交通量の変化は以下の通りだ。

(3)葛西JCT~清新町出入口:
 7万1700台→5万9200台(17.4%減)
(4)堀切JCT~小菅JCT:
 14万5100台→13万2200台(8.9%減)
(5)扇大橋出入口~江北JCT:
 8万9600台→7万9900台(10.8%減)
(6)新板橋出口・滝野川入口~王子南出入口:
 7万3500台→7万600台(3.9%減)

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(3)~(6)まで記された黄色の矢印が、C2中央環状線の交通量が計測されたポイントで、4か所ともすべて交通量が減少した。開通前の交通量の計測は、2018年5月26日から6月1日まで実施された。開通後の計測は、6月3日から6月9日まで。

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都内を通る交通量に変化はあったのか!?

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