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2018/02/18

ホンダ、鳥取の芝生生産事業に芝刈ロボを投入。サッカースタジアムの芝生管理の自動化を目指す

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 ホンダは2月1日、Jリーグに加盟するガイナーレ鳥取の運営会社SC鳥取が推進する芝生生産事業に協力すると発表した。

 ホンダは1960年代から芝刈機の販売を開始。昨年6月には、同社としては国内初となるロボット芝刈機「Miimo」(写真上)を発売するなど、芝刈機事業に長年携わってきた。

 この「Miimo」は、あらかじめワイヤーによって設定した作業範囲内の芝を自動で刈り、充電残量が少なくなると自ら充電ステーションに戻って再充電する。芝を刈る曜日や時間、エリアを任意で設定できるので、芝刈りにかけていた労力を大幅に減らせるというわけだ。なお、傾斜地や起伏のある場所でも均一に芝を刈り整え、かつ芝の高さも2~6cmの範囲で調整可能ということだ。

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 一方、鳥取県は土壌や地形の性質が芝生の栽培に適していることから芝生の生産が盛んで、全国第2位の作付面積と出荷量を誇るという。SC鳥取はサッカースタジアムでの芝生の生産や管理で得た経験を活かし、「Shibafull」プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトを通じて、人口減少や高齢化によって拡大する耕作放棄地を芝生の生産に再利用し、芝生の普及へ取り組むとしている。

 ロボット芝刈機の活用機会の創出を狙うホンダと、芝生生産の低コスト化を進めるSC鳥取の思惑が合致し、今回のプロジェクト協力という形となった。良質な芝生が生育する環境が拡大した際に、これら芝生の維持やメンテナンスにかかるコストを、自動化と24時間稼動が可能なロボット芝刈機を投入することで解消したい考えだ。まずは、ガイナーレ鳥取が使用するサッカースタジアムや、公共施設の芝生の維持管理に「Miimo」を投入し低コスト化への検証を進めるという。

2018年2月18日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)

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