JAF Mate Neo ニュース・プラス

2018/01/05

無味乾燥だった接近音を楽しく!
メルセデスAMGが
EVの接近音をリンキン・パークに依頼!

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メルセデスAMGと親交が深いリンキン・パーク© Mercedes AG

 モーターで走るEV(電気自動車)は、静粛性が特長の一つである。一方でその静かさゆえに、歩行者などが車両の接近に気づきにくいという問題も生じている。

 ハイブリッド化が早かった国内では一足早く問題化し、2010年に国土交通省が、あえてクルマから音を発する「車両接近通報装置」をガイドラインで定めた。これをきっかけに、すでにハイブリッド車、PHEV、EVの多くが装備済みだ。

 一方、欧州等では普及が進んでいなかったが、急速なEV化の動きを前に国際基準が制定された。そして国内もこれに合わせる形で、昨秋、道路運送車両法が改正され、新型車は今年の3月8日から正式に義務化される。これにより、従来は可能だったユーザーがスイッチで切ることもできなくなる。

 これらの動きを前提に、多くの自動車メーカーがシステムの開発を行っているが、従来の「車両接近通報装置」が無味乾燥な味気ない音であることから、メーカーの中にはより効果的で楽しめる接近音の開発を行っているところもある。

 そんな折、独ダイムラーが展開するスポーツ・レース系のブランド「メルセデスAMG」が、米ロックバンド「リンキン・パーク」とコラボし、EV用の車両接近通報サウンドシステムを制作するというニュースが届いた。

エモーショナルを重視するメルセデスAMG

 スイスのノイエ・チューリッヒ新聞によると、オーストラリア「Wheels」誌上のインタビューでメルセデスAMGのCEO(最高経営責任者)トビアス・モアス氏が、電子音によるサウンドシステムをリンキン・パークに依頼したと伝えている。
 同氏はメルセデスAMGが車両の開発に対してエモーションを大切にしており、リンキン・パークが適任であると述べたそうだ。

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24時間レースのオープニングに現れたリンキン・パーク。© Mercedes AG

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© Mercedes AG

 リンキン・パークとメルセデスAMGは2015年以来、親交を深めており、2016年のベルギーでの24時間レースのオープニングに現れレーサーチームのユニフォームに身を包んだメンバーがプロモーションを行った。また、2017年6月にはメルセデスAMG50周年を祝う同社の大切なイベントでもコンサートを開催している。

 ラウドロックやヒップホップ、ハードコア、インダストリアル、エレクトロニックなど様々な音楽要素を取りいれたクロスオーバーな音楽を展開するリンキン・パークだけに、どんなサウンドがEVに搭載されるのか大いに期待される。

2018年1月5日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)

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