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2017/10/25

【東京モーターショー2017】
トヨタ、ついにEVシフトか?
「全固体電池」で大逆転を狙う!

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 10月27日(金)より11月5日(日)まで江東区・東京ビッグサイトで開催される第45回東京モーターショー2017。一般公開に先立ち、25日のプレスデーで参加各社の展示が公開された。トヨタブースでは、ディディエ ルロワ副社長(写真上)がプレスブリーフィングに登場し、今後のビジョンについて発表した。

 壇上、「(トヨタは)次のステップであるEVの開発においても、これらの実績(20年にわたりHVで培った技術)が我々の競争力の源泉となる」「EVが近い将来において重要なソリューションのひとつとなることは疑う余地がない」と語り、EVの量産化も視野に入れていることを表明した。

 加えて、トヨタがこれまで開発に取り組んできた「全固体電池」は、航続距離を飛躍的に改善するポテンシャルから"ゲームチェンジャー"となりうる技術だと発表。今後の"EVシフト"を窺わせる発言が相次いだ。

 この全固体電池は、トヨタと東京工業大学が共同で開発している、文字通りすべて固体で作られた電池だ。現在の電気自動車やノートPC、スマホなどに使われているリチウムイオン電池は、ポリマーに液体を含ませてゲル化したリチウムイオンポリマー電池が主流である。このポリマーや液体が、電池の信頼性や性能を向上させるうえでネックになっていたのだが、全固体電池が完成すれば、格段に高い安全性と高性能を実現することができるという。

 トヨタは全固体電池に関する特許出願件数が世界トップで、現在200名を超える技術者とともに、2020年代前半の実用化を目指して開発を加速しているという。

 なお、こうした動きについて、これまでの燃料電池車(FCV)開発への取り組みが後退するという意味ではないとも、合わせて表明した。

2017年10月25日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)

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