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2017/10/06

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安藤忠雄展にみる、
稀有な建築家の半世紀

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水の教会,1988年,北海道勇払郡 (撮影:白鳥美雄)

 元ボクサーでありながら独学で建築を学び、海外で最も有名な日本人建築家のひとりとなった稀有な建築家・安藤忠雄。
 安藤忠雄の半世紀に及ぶ作品を紹介した過去最大規模の展示「安藤忠雄ー挑戦ー」が、東京・国立新美術館にて9月27日~12月18日まで開催中だ。

安藤作品の半世紀におよぶキャリアの集大成

 この展示では、模型、スケッチ、映像、写真、ドローイング、インスタレーションなど270点あまりの展示物を通して、安藤忠雄が挑戦し続けてきた建築世界を次のようなテーマで紹介している。

① 原点/住まい 安藤忠雄のアトリエ、「住吉の長屋一東邸」など初期の代表作からスケールの多きい海外の住宅まで、100を超える住宅作品からのハイライト
② 光 「光の教会」「水の教会」に代表される安藤建築の特徴である無地のカンヴァスに光や風、自然の息吹を映し出した建築
③ 余白の空間 「表参道ヒルズ」、「東急東横線 渋谷駅」といった都市建築の系譜
④ 場所を読む 「直島プロジェクト」など周辺環境と一体化して、その場所に個性を際立たせる建築
⑤ あるものを生かしてないものをつくる 古都ベニスでの「ブンタ・デラ・ドガーナ」など歴史的建造物を再生する建築やプロジェクト
⑥ 育てる 大阪府での「都市の大樹プロジェクト」に代表される都市の緑化運動

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プンタ・デラ・ドガーナ,2009年,ヴェニス/イタリア (撮影:© Palazzo Grassi SpA. Foto: ORCH, orsenigo_chemollo)

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たゆまない挑戦を続けた建築家の軌跡

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