JAF Mate Neo ニュース・プラス

2017/07/13

【第28回 国際文具展:1】
世界中の文房具が大集合。
オススメ文具はこれだ!

00_bungu_00.jpg

 最新のステーショナリーグッズが勢揃いする「第28回 国際 文具・紙製品展ISOT」が、7月4日から6日にかけて東京ビッグサイトで開催された。

 その年のもっとも優れた文具に贈られるアワード「日本文具大賞」受賞作品から往年のベストセラー、そしてまもなく発売予定の最新グッズまで、39か国2,640社が出展した文具の中から、ひときわ目を引いたモノを紹介しよう。

第26回日本文具大賞 機能部門グランプリ作品

 今年の日本文具大賞機能部門のグランプリに輝いたのは、カール事務器社「エクスシザース」である。
 刃物の街・岐阜県関市で作られたこのハサミ、切れ味が驚くほど素晴らしい。従来のハサミの2倍という3mmの厚さのステンレス鋼板を使っていること、ハンドルの末端まで銅材が入っているため刃先まで力を伝達しやすいこと、指にかかる力を分散させるハンドルなどがその秘密である。インダストリアルな印象の角ばったデザインもクールだ。

00_bungu_01.jpg

エクスシザースは黒、赤、白の3色展開

クラフトマンが作るこだわりのビジネスマンのための高品質ノート

 新橋を拠点にする1971年創業の老舗印刷会社・河内屋が2017年に立ち上げた文具ブランド「KUNISAWA」は、モノにこだわりをもった大人の男にふさわしい作品を展開している。
 出展されていたのは2~3日前に出来上がったばかりのもの。広告代理店、グラフィックデザイナー、カメラマン、アーティストなどと共に仕事をしてきた経験から生まれた、紙の質感・書き心地の良さを追求したノートで、側面に施されたコッパー(銅)による天金加工や箔押しが印刷会社たるクラフトマンシップを感じさせる。ノート、メモ帳、ブロックタイプ、リングノートなどがある。

00_bungu_02.jpg

記憶を残すための自分だけの手帳

 日本文具大賞 デザイン部門 優秀賞を受賞した啓文社印刷の手帳「tete(テテ)」は、4つのパーツを組み合わせ、世界でひとつの自分だけの手帳をカスタマイズする。

00_bungu_03.jpg

左:栃木レザーを使用したテテの革カバー。右:豊富な種類をそろえた革カバーの金具。後ろ:刻印用のアンティーク調イラスト。

革カバー 4色展開で、使い込むほど手にしっくりと馴染んでくる。独特の風合いと自然な存在感を保つため余計な表面加工をしていない。
金具 革カバーの金具はアルファベットやアンティーク調のデザインを選べる。
刻印 活字とアンティークイラスト版の組み合わせを自分で選択し、革カバーに味わい深い活版印刷で刻印してくれる。名前、言葉、思い出の日付、イラスト版など好きな内容を刻印することで自分だけの手帳が出来上がる。
表紙・裏表紙・リフィル リフィルはマンスリーやウィークリーをはじめ、横罫線、方眼、レビュー、四つの四角、絵日記、万年筆用紙を使用した無地、切り取りメモなど19種類ある豊富なラインアップ+グレーピンク、ブルーの3色展開。書き味が柔らかくペンの引っかかりが少ないトモエリバーという用紙を使用。薄くて軽く裏写りがしないという特徴があり、手帳用としては最適な素材である。

00_bungu_04.jpg

 スマホのカレンダー機能を利用する人が多い今の時代、あえてこういった手帳を製品化したのは、「記憶に残る印刷物を作っていく」という印刷会社のフィロソフィーを提言していきたいためであるという。特別感があったり、思いがこもったモノの方が長く使われるという発想から生まれたテテは、革カバーがだんだんと手に馴染むように、記憶も自分らしい方法で留めたい人にぴったりだ。

→ 次ページ:
ヨーロッパのメーカーは?

メルマガ登録はこちら