JAF Mate Neo ニュース・プラス

2017/07/05

【AI・人工知能EXPO】
4か国語翻訳も。
AIの進化が止まらない!?

目を持つようになった機械

 コンピューターがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う能力は、AI技術の中でも、特に「ディープラーニング」という新しい機械学習手法によって飛躍的に上昇。すでに人間の認識能力を超えるようになったともいわれている。これは、従来人間がやっていた仕事や職業に大きな変化をもたらす可能性がある。

 株式会社アジラは、この認識能力を活用して社会や人の役に立つAIサービスの開発を行っている会社であり、以下のようなサービスを提供している。

車両認識
行動認識 高齢者に特化した行動認識サービスで、様々な行動を認識化し、高齢者の見守りサービスとして活用する。
不審者認識 挙動不審者や万引き常習犯を特定し、アラートをあげるサービス。
コンテンツ検索 猥褻画像など公開するのにふさわしくないコンテンツを認識し、どのくらい不適切かをパーセンテージとして判断し、コンテンツのブランド価値を守る。

AIにできることはAIに

 ①の車両認識とは、スマホなどで撮影した画像から車両のメーカー、車種、カラー、ナンバープレートといった情報を取得するサービスを、月額1万円という低価格で提供するものである。このサービスは、車両の管理、防犯、統計、マーケティングなど幅広い分野での活用を可能とする。
 例えば、車種と年収は相関関係にあるというデータがあるが、クルマの購入に来た顧客のクルマを認識させることで顧客の年収に応じた対応をしたり、現在広告代理的が実験的に行っている道路のデジタル広告に、ドライバーのニーズに沿った広告を流すといった取り組みに導入できそうだ。

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テストではミニカーでも車両の認知がなされた。もちろん実際の車両の方が認識の精度が高い。© asilla

 また、数字の認識においてもAIは効果的であるという。工場での残業申請書を、事務職員がデータ化するために入力している会社は今も多いそうだが、AIを使った高精度な読み取りで自動的にテキストデータ化すれば、今までタイピングで2週間かかっていた200枚の打ち込み作業を、10分に短縮化することができると代表取締役の木村大介氏はいう。

 100社以上の企業が出展し、活発な商談が行われていたAI・人工知能EXPOは、初日から活況を呈していた。人工知能のビジネス活用が今後大きな市場になるであることを予想させる。

2017年7月5日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)

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