JAF Mate Neo ニュース・プラス

2017/05/09

あのバブルカー「イセッタ」が
EVとなり再び大注目!
2018年より販売予定。

 マイクロリーノは、イセッタのコンセプトやデザインをベースに現代のEVとして復活させたモデルである。まだ開発段階ではあるが、プロトタイプが今年のジュネーブ・モーターショーに出展されるやいなや、ビジターの間で話題になり、なんと一週間の内に500台の予約注文を取り付けた。製品化は2018年初めを予定しており、現在5月の段階で、すでに3,000人からの注文が殺到しているという。まるで、BMW時代のイセッタを彷彿させる盛況振りである。

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見本市会場にて注目の的のマイクロリーノ

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開発者のスイス人Wim Ouboter(左)とイタリア製造メーカーのErik Tazzari

ここでマイクロリーノ(プロトタイプ1)の性能を紹介しよう。

◆動力:15kW(20ps)の電気モーター
◆最高時速:90km/h
◆1回の充電で120kmの距離を走ることが可能
◆格納式10mケーブルを内蔵、家庭用コンセントで充電可能
◆充電時間:4時間
◆重量400kg(バッテリーを除く)
◆予定価格:12,000ユーロ(約1,479,000円、5月8日現在)
◆乗車人数:2人まで
◆分類:自動車ではなく、欧州のL7eという電動マイクロカーの規格に則した4輪車

マイクロリーノの人気の秘密は?

 開発社であるスイスの「マイクロ・モビリティ・システム」は、現代の都市生活者の車の使われ方を徹底的に調査したという。

◆多くの人が車を1人で運転している
◆1日の平均走行距離は35Km
◆平均速度は40Km/h

 以上の点に目をつけた同社は、実用性以外の機能を削ぎ落とした戦後のバブルカーに行き着く。レトロさを残したデザイン、クリーンなエネルギーであるエコロジカルさ、駐車スペースの見つけやすさ、バイクと車の中間にある価格など、都市で暮らす人が求めるこだわりを集結させた、手軽な雨の日の傘のような車。マイクロリーノの盛況は、こういった点にあるように思える。

2017年5月09日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)

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