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2017/03/14

これなら乗りたい!
トヨタのNew超小型モビリティ
「i-TRIL」欧州主導で発表

i-ROADとは似ているが後継機ではない

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i-ROAD。こちらは2人乗りのため横幅も870mmとなっており、かなりバイクに近いコンパクトさ。東京23区の一部でなら、実際にレンタルして乗ることが可能だ。

 当コーナーでも動画付きで試乗レポートをしたことのある(記事はこちら)同社の「i-ROAD」に雰囲気が似ているが、i-ROADがリバーストライク(前2輪+後1輪)型なのに対してi-TRILは4輪だ。

 乗車定員もi-ROADの2名に対し、i-TRILは車体中心にドライバーを配置する「1+2レイアウト」で3人乗車を実現している。そのため全幅は一般乗用車に近く、1500mmだ。i-ROADの870mmよりもかなり横幅があり、あえていうのなら、同社の超小型モビリティの元祖である「PM」に近いといえるかもしれない。

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同社がi-ROAD以前に開発した超小型モビリティ。左上がPM、右上がi-unit、左下がi-swing、右下がi-REAL。このほか、Wingletという、立ち乗りの倒立2輪振子型(セグウェイタイプ)もある。

 そして全長はi-ROADの2345mmよりは長いものの、2830mmと3m未満に抑えられている。軽自動車(同社「ピクシス エポック」が3395mm)よりも大幅に短いので、超小型モビリティらしく取り回しがいいという。

 なお同社広報に確認したところ、i-TRILのコンセプトはまったく新しいものであり、i-ROADの直接的な後継機種ではないそうである。開発部門も異なり、i-ROADは日本だが、i-TRILは仏ニースに拠点を置くED2(トヨタ ヨーロッパ デザイン デベロップメント)がデザインを手がけている。

i-ROADで開発された「アクティブリーン機構」搭載

 後継機ではないが、i-ROADで開発された技術も搭載されている。「アクティブリーン機構」という、i-ROADならではの独特の乗り心地を生み出している技術がi-TRILにも採用されているのだ。

 同機構は、コーナリング時に左右の前輪が車体の傾きに合わせて自動的に上下動することで(内側が縮み、外側が伸びる)、バランスを最適に制御するというもの。バイクのようにドライバー自身がバランスを取る必要がなく、誰でもスムーズな運転をしやすい技術なのだ。

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i-ROADがコーナリングする様子。アクティブリーン機構により、左右の前輪が、独立して高さを制御しているのがわかる。

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乗り降りがしやすく!