JAF Mate Neo ミュージックメイト

2017/03/10

第10回 〈課題曲〉『中央フリーウェイ』

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 2015年にJAFとTOKYO FMが行なった『思い出すDriveあのキョク!!アンケート』の上位にランクインした曲の中から課題曲を選び、その曲をよりうまく歌うためのコツをナビゲートするミュージックメイト実践編もいよいよ最終回です。

 最後の課題曲は、アンケートで栄えある第1位に輝き、ドライブでだれもが思わず口ずさんでしまう名曲中の名曲。荒井由実の『中央フリーウェイ』です。

歌う前に

■復習編 check1/発声の準備はちゃんとできてる?

【のどの奥を開ける】(参考:第1回 課題曲『未来予想図Ⅱ』

 いきなりマイクを手にして声を出すのは、のどにも良くありません。良い声を出すにはのどを横方向に開くのではなく、縦方向に開くことを思い出して、のどを開く準備運動を復習しましょう。
 両手の人差し指を口の両端から入れ、奥歯と奥歯の間に指が一本入るぐらいに開きます。

 次に、1〜2メートルくらい先の地面に向けて発声するイメージで「あ〜」と声を出します。地面を見るのは、あごが上がらないようにするためです。あごが上がってしまうと、のどが閉まってしまい、縦方向に開かなくなってしまいます。

 この口とのどの開き方をイメージしながら歌うことで、腹から声を出す感覚を身につけることができます。

【低音を出す準備をする】(参考:第7回 課題曲『いい日旅立ち』

 うまく歌うためには低い音域をきちんと響かせることです。
 あごの位置や角度をチェックしましょう。あごが上がると声の響き自体がなくなり、下がるとのどが閉まって苦しそうな声になるので、低音部は普通に話している時のあごの角度で歌いましょう。

 低い声の響かせ方のイメージは「ボ〜」という船の霧笛。体が楽器になったつもりで、声の通り道が一本のパイプから出るようなイメージで、「ボ〜」という声を響かせましょう。口をすぼめてあごを落とす感覚で口を縦に開くと、より豊かな響きが得られます。

 体全体を動かす軽い準備運動も忘れずに。

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■復習編 check2/曲のイメージはできてる?

【モノマネでウケ狙いする? 自分らしく歌う?】
(参考:第2回 課題曲『いとしのエリー』

 人前で歌う場合は、聴く人に楽しんでもらいたいものです。曲によっては、歌手のモノマネでウケを狙うことも楽しいでしょう。

 まず、「この曲をどう歌うか?」といった、曲のイメージづくりをしましょう。
 良い歌ほど、自分らしく気持ちを込めて歌ったほうが、聞いている人の心に響くものです。自分らしく歌うためには、自分のキャラクターや声の質を意識することです。

【地声で歌う? それとも裏声?】(参考:第9回 課題曲『フレンズ』

 曲調によって、地声と裏声を使い分ける上級テクニックを使うと、歌うことがもっと楽しくなります。
 同じ音程の高さで、裏声と地声を使い分けるコツをつかむには練習が必要です。キー設定に注意して、いろいろな曲で練習しましょう。

【語るように歌うの? 歌い上げるの?】
(参考:第3回 課題曲『岬めぐり』

 大抵の曲は、サビに行くまでのパートは情景描写や登場人物の内面が歌詞になっている場合が多いので、ムダなアクセントやクセなどをつけずに、「語るように歌う」ほうが歌の心情が伝わります。

 『中央フリーウェイ』のサビは、高速道路の疾走感を感じさせる盛り上がりが特徴なので、歌詞の通り、滑走路から飛び立つようなイメージでノビノビと歌い上げたいですね。

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