くるナンデス どう変わった!?
1973~2016年・40年強に及ぶ
暴走族構成員数とグループ数の推移

2018年03月30日 掲載

ピークは4万2510人を数えた1982年

 暴走族は日本中にグループが勃興し、1980年代に入ると構成員は4万人を突破、1982年に4万2510人を数えた。

 ただし、1978年に道路交通法第68条として、集団暴走そのものを罰する新規定「共同危険行為」が設けられ、警察の取り締まりが厳しくなったことに加え、学校や家庭も含めた地域ぐるみの対策(暴走族への加入阻止、暴走族からの離脱・立ち直り支援)、不正改造業者の摘発などにより徐々に人数を減らし、解散するグループも増えていく。そして、1982年を境に減少傾向に移ったのである。

 さらに近年では少子化により暴走族に憧れる若者そのものが激減。2003年に2万人を切り、2008年には1万人を切った。そして2016年時点で5265人と、ピーク時の8分の1ほどにまで減っている。これが、近年、暴走族を見かける機会が減っている大きな理由である。

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1973年~75年の3年間は、成年・未成年の内訳が不明で、総数をグラフ化した。いつの年代においても成年は割合として少ないのは、暴走族の世界も大人になったら卒業(少年法のカサの下にいられなくなるなどの理由で)とされる。ピークは1982年の4万2510人。2016年は5265人で、毎年のごとく減少を続けている。

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昭和と現代の暴走族の違いなど