JAF Mate Neo くるナンデス

2018/03/14

【菰田潔の、昔の常識は通用しない、合図の話】その3 誤解されやすい合図

前々回はヘッドライト、前回はヘッドライト周りについての解説だったが、今回は誤解されやすい合図について考えてみたい。

ウインカー(方向指示器)

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 ウインカーは日常の運転では頻繁に使うcar to carコミュニケーションのひとつだ。これにも安全な使い方がある。

 多くのドライバーの運転を見ていると、ウインカーを点けるタイミングが遅い。もっと早く出した方が安全になるだろう。例えば交差点で左に曲がるときには、減速を始める前、つまりブレーキをかける前に左ウインカーを点けるといい。周囲のクルマはウインカーを見て、次に減速するのが予想できるからだ。ウインカーを点ける前に減速すると追突を誘発する危険性がある。

 車線変更でも少し長めに出すつもりで走った方が安全になる。道交法では3秒前に出すことになっているが、もっと手前で出しても良い。ウインカーは、周囲のクルマに対してこれから自分がどうしたいかという意思表示なのだから。

 正しくウインカーを使えば事故が減るはずだ。しかし早いタイミングでウインカーを出すと前に詰めてきて入れてくれないということもありえるから(これについては狭量な人が多くて嘆かわしいのだが)、車線変更を始めてからウインカーという運転になり危険である。だから、相手のクルマがウインカーを点けたら無理のない範囲で入れてあげると、自分も周囲も安全である。

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他にも気をつけるべき合図

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