JAF Mate Neo ココロとカラダのエクササイズ

2016/04/12

第1回
深呼吸で、カラダのめぐりを良くしよう!

集中して運転をしていると、
知らず知らずのうちに呼吸が浅くなりがちに。
これが肩こり、目のかすみの要因にも......

ドライブ中は知らず知らずのうちに呼吸が浅くなりがち。そのひとつの要因に、交感神経が活発になりすぎていることが考えられます。交感神経というのは自律神経系のひとつで、自律神経には、身体を活発にさせる「交感神経」と、沈静させる「副交感神経」の2種類があります。

そもそも忙しい日々を過ごしている現代人は常に交感神経が優位になりがち。それに加えて、車の運転をすると、常に神経が活発に働くので交感神経が優位になります。交感神経が活発になりすぎると呼吸が浅くなるので、酸素を全身に運ぶ血液の流れが悪くなり、身体の隅々まで酸素が行き届かなくなります。その結果、肩や首のこり、脚のむくみや目のかすみといった身体のトラブルにもつながっていくのです。

"呼吸"の力を使って、
肩、首まわりのこりをほぐそう

自律神経は、内臓の働きや血液、体温など、自分の意思では調節することができない運動を管理している神経です。たとえば「胃の動きを止めて」と言っても、自分の意思では止めることができないですよね? 自分で調節することのできない自律神経ですが、実は間接的に調節する方法があります。それが"呼吸"です。

特に、高ぶった交感神経を抑えるためには、呼気を意識し、時間をかけてゆっくりと息を吐くことがコツ。"呼気"を意識することで、今度は身体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。身体の隅々まで酸素が行き届くようになると、血の巡りが良くなり、肩や首、はては心のこりまでもほぐれていきます。

交感神経、副交感神経のどちらが優位に立てばよいということではなく、どちらも程よいバランスを保つことが、心地よい身体の状態へ導くコツです。

1日の呼吸の回数は約2万回!
呼吸の質を高めて、ドライブの質も向上! 

パーソナルトレーニングのセッションの現場では、トレーニング後にクライアントの皆様から、「肩が軽くなった」「視界が明るくなった」「脚のむくみが取れた」などの声をよく聞きます。これはトレーニングによって血液の流れが良くなり、酸素が全身に行き届くことによって得られたものです。しっかりと呼吸をし、正しく酸素を身体に取り込むことは、身体の状態を正しく整えていくためにもとても大切です。

人は1日に約2万回も呼吸をしています。たかが呼吸、されど呼吸。小休止時や信号待ちで、気持ちよく深呼吸することは、ドライブを安全に楽しむためのコツとも言えます。何より、心身のこりはドライブ疲れや集中力の低下を招く要因にもつながります。呼吸の質を高めてドライブの質も高め、快適なドライブの時間を楽しんでください。もちろん、深呼吸は同乗者にもおすすめです。

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信号待ちや小休止時には、気持ちよく深呼吸をして、たっぷり酸素を身体に取り込もう。

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指導:大久保圭祐(おおくぼ けいすけ)

パーソナルトレーナー・ロルファー™。
中央大学卒業。同大学キックボクシング部に在籍し、主将として活躍。在学中、プロライセンスを取得し本場タイのムエタイジムに留学。卒業後は様々なフィットネスクラブの専属パーソナルトレーナーを経験し、フリーランスとして独立。ボディワークの"Rolfing®"に興味を持ち、渡米してRolf Institute®を卒業。筋膜メソッド+パーソナル技法で女性の身体を美しく整えるケイスケ式メソッドを綴った初の著書『筋膜ボディセラピー』(三栄書房)好評発売中。
大久保圭祐先生のWEBサイトhttp://www.keisuke-o.net/

撮影=小林悠佑 企画・編集=鈴木珠美(オフィスタマ)