なんちゃってエジソン 車のハイビームをまぶしく感じる距離はどのくらい?

2016年07月10日 掲載

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真っ暗で手元さえもよく見えない中、スタッフで無線を使い連絡を取り合いながら、ようやく実験が終わりました!
270mのストレートコースを用意したので、十分すぎる距離だろうと考えていたのですが、どの被験者も250m地点前後で、早々にまぶしさを我慢できないサインである誘導棒を挙げていて驚きました。

最後にライター横内に被験者として出番が回ってきたのですが、その時は「車があんなに遠くにいるのに、本当にまぶしいの・・・?」と半信半疑でした。
ところが、やってみると、めちゃくちゃ、まぶしい!!!

ただ、車がカーブを曲がりきってストレートに入った270m地点から250m地点までに到達するあいだ、ずっとヘッドライトを見つめていたので、それでまぶしさを我慢できなくなっただけかもしれません・・・。
もしかしたら、320m地点から300m地点で仮に同じ実験を行ってもまぶしさを感じるかもしれませんが、今回はコースの長さの関係で、そこまで確かめることはできませんでした。

とは言え、「約250m」という今回の実験における一定の結果が出ました! ただ、ハイビームの車を運転していたスタッフから、おかしな感想が飛び出したんです。

「車からは、もっと歩行者に近づかなければ、歩行者はまったく見えませんでした!」

そこで、車から歩行者を認知できた時の距離も確認してみることに。
今度はハイビームの車の中から、歩行者の存在が認知できる距離まで車を進めてみました。

すると歩行者の存在が認知できたときの距離は・・・120.8m!
だいぶ短いですね。今回の歩行者はエジソンスタッフだったので、おなじみの白衣を着ていて良く目立ちましたが、これがもし、暗い色の服を着た歩行者だと、さらに距離が縮まるかもしれません。
実験の結果は、以下の通りです。

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すでにご紹介しましたが、保安基準では、

「走行用前照灯は、そのすべてを照射したときには、夜間にその前方100mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するものであること。」

とあるので、ドライバーが歩行者を認知できた距離、120.8mは、妥当な結果だと思います。

それにしても、歩行者が車のハイビームをまぶしく感じる距離と、車のドライバーが歩行者を認知できる距離には、2倍以上の開きがあったんですね~。驚きです。

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