JAF Mate Neo 展示会のえっ!?

2017/10/30

その8/【東京モーターショー】
変身カーに、ミツバチ車。
あのVWの小人にも再会できた!

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(c) JAF Media Works

 展示会・見本市の中でひっそりと咲く、専門性という不思議さが心をくすぐるモノ、意味は不明だが不思議なモノを紹介するのが本企画です。

未来のモビリティの夢を求め、いざ東京モーターショーに!

 今回は2年に1度開催されるクルマの展示会「東京モーターショー」が開催されているビッグサイトにやってまいりました!

 自動車メーカーやサプライヤーが最新技術を披露するモーターショー。やっぱりこういう展示会でしか見られない、未来のクルマの「夢」を見せてくれるコンセプトカーにワクワクしてしまうのは筆者だけでしょうか。

伸縮自在のゴム製ボディの小型モビリティ「フレスビーII」

 そんな筆者のセンサーにまず引っかかったのが、豊田合成社の超小型EV(電気自動車)モビリティ「Flesby (フレスビー)II」です。

 このクルマ、ボディに緑色のプロテクターのようなモノがくっついています。これ、歩行者と衝突した際に膨らんで衝撃を緩和する安全装置で、電気の力で動く次世代ゴム「e-Rubber」が応用されているそうなんです。なるほど、エアバッグメーカーならではのアイデアだと感心。
 "クルマ=強者"の交通社会において、"いかつい鉄の塊"というイメージを払拭する柔軟性がよいです。歩行者とモビリティが同等の視点に立っている乗り物を見ると嬉しくなります。

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フロントからみたフレスビーII。(c) JAF Media Works

 なんかカメに似てるな~と思いつつ、アニメっぽいデザインのエクステリアを撮影していると、車体がぐぐぐ~っと低くなって縦に伸びはじめるではありませんか! 
 フレスビー君、クルマに乗り込む時には入りやすいように車体を高く、高速道路でのドライブ時には空気抵抗を少なくするためボディを低くするなど、シーンに応じて形態が変わるのです。
 その様子がまるで猫が伸びをするようで、生き物のような感じを受けます。

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カプセル状のキャビンにはコミュニケーション用タブレットや柔らかく体を包む素材、採光の調節など様々な機能が組み込まれている。(c) JAF Media Works

 そればかりではありません。タイヤ部やフロントのライトは、周りのドライバーや歩行者に「お先にどうぞ」などのシグナルを送り、コミュニケーションを取ります。
 キャビンは乗員を包み込む柔らかな素材でできたセル状の形体で、自然光とLEDを調節した癒しの光がふんわりと。自動運転を搭載し、クルマと乗員が意思疎通を行いながら目的地まで移動します。
 「こ、これはトトロのネコバス!?」と思えるほど、感覚的で"生き物感"があるのです。

 EV、AI、自動運転、コネクテッドカーなど今回の東京モーターショーで、移動(モビリティ)のあり方の変革を感じました。消費者が求める価値はクルマそのものから移動の際に伴うサービスの質へと変化しているように思います。そういったサービス性は、部品などに特化したサプライヤーからの発想が面白いのかなと思った次第であります。

 伸びをする様子など、フレスビーIIの機能を動画に取ってきたのでご覧ください。

(c) JAF Media Works

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昆虫の群知能からヒントを得た宅配車

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