充実カーライフ 災害時にも温かい食事を。もしもの時に役立つ「お湯ポチャ調理」とは?

東日本大震災から8年。昨年は、台風による水害や風害も起こり、いつどんな災害が起こるかは分からない中、私たちは生活している。災害によってライフラインや物流が制限された時に備え、温かな食事をとる方法をご紹介しよう。

2019年03月12日 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士

 東京ガス株式会社は、防災レシピや備蓄についての情報サイト「日々のごはん と もしものごはん」を公開している。その中に、高密度ポリエチレン袋(ポリ袋)を活用した「お湯ポチャ調理」がある。

お湯ポチャ調理とは

 お湯ポチャ調理とは、ポリ袋を用いた調理法。パッククッキングやポリ袋調理とも呼ばれている。ポリ袋に食材と調味料などを入れ、沸かしたお湯の中で調理する。

 この調理法の良いところは、1つの鍋でごはんとおかずなどを同時に調理できること。食材が直接お湯に触れないので、何度でも同じ鍋で調理可能なので節水になること。袋のまま食べれば、鍋や食器が汚れないことなどさまざま。災害時に、水やガスの使用が限られたときに役立つ方法である。

ごはん・おかゆを炊く

 まずは、ごはんとおかゆの炊き方を紹介しよう。

【ごはんの材料 1合分】
 ・米(無洗米) 1合(150g)
 ・水      1カップ(200ml)
 
【おかゆ(全粥)の材料 2膳分】
 ・米(無洗米) 1/4カップ(40g)
 ・水      1カップ(200ml)

【作り方】

お湯ポチャ調理|防災レシピ|ポリ袋でお米を炊く 1.ごはん用とおかゆ用に、別々のポリ袋に分量のお米と水をいれて、空気を抜き(※)ながら根元からねじり上げ、袋の上の方で結ぶ。
 ※空気が入っていると熱で空気が膨張し、破裂する可能性がある。

お湯ポチャ調理|防災レシピ|ポリ袋でお米を炊く

 2.鍋底の熱で袋に穴が開かないように、鍋の中に皿を敷く。鍋の1/3くらいまで水を入れて、フタをして火にかける。

お湯ポチャ調理|防災レシピ|ポリ袋でお米を炊く

 3.沸騰したら中火にして20分経ったら火を止める。10分蒸らせばできあがり。

マーボー高野豆腐

 次に、タンパク質や鉄分など栄養を豊富に含んだ「高野豆腐」を使ったマーボー高野豆腐の作り方を紹介しよう。

お湯ポチャ調理|防災レシピ|マーボー高野豆腐

【材料(3人分)】

 ・一口高野豆腐 小18個(53g)

 ・水      1カップ(200ml)

 ・マーボー豆腐の素(レトルト) 1袋(3人分)

 ※とろみが別添えのタイプのものは、全て入れる。
 ※味が濃いレトルトの場合は、高野豆腐と水の量を調節する。

【作り方】

 1.ポリ袋に材料を全て入れ、根元からねじり上げ、なるべく空気を抜いて、袋の上の方で結ぶ。

 2.鍋底の熱で袋に穴が開かないように、鍋の中に皿を敷く。鍋の1/3くらいまで水を入れて、フタをして火にかける。

 3.沸騰したら中火にして、約15分間加熱する。



 作り方は、上の動画でも確認することができる。実際の調理風景を動画で見る事で、より理解が深まる。基本的には、ポリ袋に入れてからお湯に入れるだけでとても簡単だ。野菜などを加熱する場合は、できるだけ厚さが均等になるようにし、平らに並べることで、火の通りを調整すると良いだろう。

 同サイトでは、災害用の備蓄食材の賞味期限切れをなくすため、同じ食材を買い足してから、古い方を日々の食事に活用する「ローリングストック」のレシピや乳児、高齢者向けの「思いやりレシピ」も公開している。

 また、東京ガスの広報部は「大きな災害が起き、ライフラインや物流が寸断された状況下で"生き抜く"ために必要なことは、もしもの時をイメージし、日々をいかに過ごすかだと考えます。もしもの時に自分と家族を守ることができるよう、食料の備蓄と合わせ、限られたエネルギーや水で効率的に調理をする方法も日々の生活で経験しておくことをお勧めします」とコメントした。

 他のレシピは、下記リンクをチェックされたし。

関連リンク

東京ガス「日々のごはん と もしものごはん」