充実カーライフ トンネル好きにはたまらない!建設が進む首都高「横浜環状北西線」の工事現場を見てきた!
前編:北八朔トンネル工事現場編

建設現場見学イベント「首都高講座」の64時限目として、 「横浜環状北西線へ潜入!建設現場を歩いて学ぼう!」が実施された。 まずは前編としてトンネル区間を紹介!

2018年11月27日 掲載

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トンネル内の工事現場見学は、横浜青葉IC・JCT側のトンネル出入口から入って100mほどの地点「北八朔工事現場」。工事関連の車両が何台も止まっていたり、往来したりする中、10倍の倍率を勝ち抜いて当選した一般参加者と多数の報道陣が見学を行った。

 首都高株式会社が2020年の開通を目指して建設中の「横浜環状北西線」(以下、北西線)。第三京浜および首都高・横浜北線に接続する横浜港北JCTから、東名高速および国道246号に接続する横浜青葉IC・JCT(仮称)までをつなぐ高速道路だ。全長約7.1kmのうちの約4.1kmのトンネル区間を掘り進んでいたシールドマシンがゴールに到達し、高架区間も建設が進む。

 首都高は一般を対象に、こうした建設現場の見学イベント「首都高講座」を実施中だ。そして11月13日にその64限目となる「横浜環状北西線へ潜入!建設現場を歩いて学ぼう!」を実施し、同時に報道公開も行った。

 今回訪問した北西線のトンネル(地下)区間への入口に近い北八朔(きたはっさく)トンネル工事現場を前編で、そこから数km離れた東名高速および国道246号に接続する横浜青葉JCTを後編で、それぞれの建設中の様子を紹介する。

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首都高・横浜環状北西線のルート。黄色がトンネル区間で、ピンクが高架・地表区間。今回のトンネル工事現場は、横浜青葉IC・JCT側のトンネル出入口から入ってすぐの、北八朔換気所の近辺。画像は横浜環状北西線公式資料より。

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前編で訪れたトンネルの出入口付近のスケールモデル。画面左手(方位:北北西)へ向かうと、東名高速と接続する横浜青葉JCTで、さらにその先が国道246号に接続する横浜青葉IC。横浜青葉IC・JCTは後編で紹介。

まずは「北八朔トンネル工事現場」から!

 まずは、別記事『【動画あり】巨大シールドマシンが掘り進む! 首都高「横浜環状北西線」』でも訪れた、トンネルを作りながら地下を掘り進む巨大なシールドマシンが発進した地点に再び訪れた。そこからトンネル区間に入り、100mほど横浜港北IC・港北出入口に進んだ地点まで進んで、そこで説明を受けた。

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トンネルへの入口は、横浜青葉IC・JCTから北西線を横浜港北IC・港北出入口方面(海側)へおおよそ1.5kmほどの地点にある。画像は、建設用語的には「土工部」といわれる半地下区間だ。まだまだ建設が続いており、大量の資材も積み上げられ、建機やトラックなどが何台も作業をしている。トンネル区間から横浜青葉IC・JCTへ向かうこの辺りの購買は最大で5%になる。

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上の画像と同じ地点において、横浜港北JCT・港北出入口方面(右手側)を向いて撮影。半地下区間が終わって、ここからいよいよトンネル区間が始まる。

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プラントヤード。北西線のシールド工法は、泥水圧を作用させてシールド先端のカッター(切羽)の安定を図る「泥水式」が用いられた。泥水は再利用され、先端部分から戻ってきた泥水はプラントヤードへと送られる。戻ってきた泥水中から掘削土砂を分離させる施設がプラントヤードで、再び先端へと向かわせる。分離した土砂はほかの工事などで有効利用が可能だ(残った粘土分は産業廃棄物として処理される)。このような経済的有利性があることから、泥水式シールド工法が採用された。

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トンネル出入口から100mほど横浜港北JCT・港北出入口側に進んだところに、シールドマシンの発進口がある。ここから、トンネルの出入口(横浜青葉IC・JCT)側を向いて撮影。シールドマシン発進の際に取材したのもこの発進口。

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シールドマシンの発進口で、横浜港北JCT・港北出入口側を向いて撮影。ここからシールドマシンが掘り進んでいった。横浜青葉IC・JCT→横浜港北JCTの車線のトンネルは9月4日にゴールに到達し、反対車線は10月2日に到達。

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2017年3月27日に発進したシールドマシン発進の様子。同じ発進口で撮影したものだが、撮影位置が異なる。今回撮影したのはこの画像の左手にあるフェンスの前から。

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北西線のPRルームに設置されているシールドマシンの模型。下のボタンを押すと、各種装置のランプが光る。

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巨大なシールドマシンの先端カッター部分を後方から撮影したところ。2017年3月27日に発進したシールドマシン発進時の取材で撮影。

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トンネル内の様子は? いよいよ中へ!