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2016/09/13

旬を食べよう!
こむら返りに効く!「玄米」&「山芋」

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旬の食べ物には、その時季に必要な栄養を満たす力があります。自然の理にかなう食べ物で、おいしく元気に美しく、そして楽しいカーライフをお過ごしください。今回は、10月頃が旬の「玄米」と「山芋」です。医学博士の石原結實さんに効用をお聞きし、管理栄養士の北嶋佳奈さんにレシピを作っていただきました。ぜひ、お役立てください。

10月が旬の食べ物 玄米 山芋 
レシピ こむら返りは玄米でドンマイ!玄米と山芋のモチモチがんも

原因は、塩分不足と血流の悪さ。筋肉を強くすることも大事です。

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監修=石原結實いしはらゆうみ(医学博士・イシハラクリニック院長)

イシハラクリニック院長・医学博士。長崎大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。長寿で有名なグルジア、スイスなどで最前線の自然療法、食餌療法を研究し、独自の健康療法を確立。著書多数。テレビ、雑誌、講演会などでも広く活躍中。

 行楽やスポーツに、体を動かすことが心地よい季節になりました。しかし、日頃の運動不足のせいか、 突然、筋肉がつって激痛が走るこむら返りを起こしてしまったという話も聞きます。これからの季節、寒くなると血液の循環が悪くなり、さらに起こりやすくなるので注意が必要です。 そこで今回は、こむら返りのに注目して、予防と改善によい旬の食べ物を紹介します。
 こむら返りとは、筋肉が収縮してつることです。主にふくらはぎに起こりやすいのですが、太もも、足の裏、手足の指、首や肩などでも起こることがあります。
 原因は、大きくふたつあります。ひとつは、塩分とミネラル分 不足。スポーツやサウナなどで汗をたくさんかいた後に起こります。塩分とは、塩化ナトリウム100%のいわゆる食塩ではなく、天然の塩、つまり、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、亜鉛などミネラル分を含む塩ミネラルのことです。
もうひとつの原因は、血流の悪さ。運動不足や加齢による筋力の低下、運動のし過ぎなどによる筋肉の疲労から起こります。血流は、筋肉の収縮によって促され、血液中の栄養が全身に運ばれます。筋力低下や筋肉疲労で血流が悪くなると、栄養が行き届かなくなるので、筋肉を無理やり収縮させて血流をよくしようとします。それがこむら返りとなるのです。
 おすすめの旬の食べ物は、まず第一に、玄米です。玄米には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛が多く含まれ、筋肉の働きに必要な塩分(ミネラル)を補います。さらに、血行をよくするビタミンE、タウリン、疲労回復によいビタミンB1やビオチンも豊富。こむら返りの2大原因をカバーします。
 そして次に、ぜひ加えて欲しいのが山芋です。漢方医学では、「相似の理論」という考え方があり、根の野菜は人間の下半身の弱りを改善するとされています。ヤマイモはにあたるとし、下半身の筋肉を強くし、血液の循環をよくする「生薬として八味地黄丸(はちみじおうがん)」にも使われています。成分は、ビタミンB1、カルシウム、カリウムをはじめ、疲労回復によいムチン、新陳代謝を活発にして血行を促進するジアスターゼが豊富です。
積極的に食べて、筋力を高め、こむら返りを予防しましょう。(談)

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