JAF Mate Neo 美食同源

2016/05/13

旬を食べよう!むくみを取る!
「ズッキーニ」&「マンゴー」

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旬の食べ物には、その時季に必要な栄養を満たす力があります。自然の理にかなう食べ物で、おいしく元気に美しく、そして楽しいカーライフをお過ごしください。今回は、6月頃が旬の「ズッキーニ」と「マンゴー」です。医学博士の石原結實さんに効用をお聞きし、管理栄養士の北嶋佳奈さんにレシピを作っていただきました。ぜひ、お役立てください。

カリウムで摂り過ぎた水分と塩分を排出。
ビタミンEで血行を改善。

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監修=石原結實いしはらゆうみ(医学博士・イシハラクリニック院長)

イシハラクリニック院長・医学博士。長崎大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。長寿で有名なグルジア、スイスなどで最前線の自然療法、食餌療法を研究し、独自の健康療法を確立。著書多数。テレビ、雑誌、講演会などでも広く活躍中。

日ごとに蒸し暑さが増すこの時季は、すっきりとした冷たい飲み物を摂り過ぎてしまいがち。このため、体のむくみが気になるという方が多くなります。

むくみは、血液中の余分な水分が血管の壁から排出され、細胞と細胞の間に溜まるために起こるものです。その原因には、水分の摂り過ぎのほかに、塩分(ナトリウム)の過剰な摂取があげられます。ナトリウムと水はいっしょに動くので、塩分をたくさん摂りすぎると、体内に増えたナトリウムが周囲の水分をぐんぐん引き寄せてしまうためにむくみが生じるのです。

また、運動不足による血流の悪さもむくみの原因になります。全身に血液を送るのは心臓ですが、第二の心臓ともいわれる脚の筋肉がミルキングアクション(乳搾り効果)をすることによって、下半身に送られた血液は滞ることなく心臓へと押し戻されます。運動不足で下半身の筋力が衰えると、血液を送り返す力が弱くなり、血液の流れが悪くなると水分もどんどん溜まっていくため、むくみが起きてしまうのです。

むくみを防ぐには、摂り過ぎた水分とナトリウムの排せつを促すことと、血流をよくすることが大事です。そこで今回は、むくみを予防する旬の食べ物として、ズッキーニとマンゴーをおすすめします。

体内の余分な水分とナトリウムの排せつを促すのは、利尿作用のあるカリウムです。カリウムは、ズッキーニにもマンゴーにも豊富に含まれています。特に、ズッキーニはカボチャの仲間で、カリウムの含有量はキュウリの約3倍。ほかの食べ物と比べても群を抜いていて、水とナトリウムの排泄作用は抜群です。

そして、血管を拡張して血流をよくする作用のあるビタミンEをはじめ、血行を促進するビタミンB1、B2、B6を多く含んでいるのもズッキーニとマンゴーです。積極的に摂ることを心がけ、むくみを改善しましょう。

また、タンパク質不足もむくみの原因になることがあるので、暑い夏は淡白なものばかり摂りがちですが、肉や魚などもきちんと食べることをおすすめします。(談)

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